Japanese
English
薬剤
プレジシルの強化麻酔に於ける使用経験
Experiences of Plégicil in potentiated anesthesia
黑田 秀夫
1
,
佐貫 和正
1
,
龍田 憲和
1
,
牧田 泰正
1
,
伊藤 盛夫
1
Hideo KURODA
1
1米子博愛病院外科
pp.523-527
発行日 1959年5月20日
Published Date 1959/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202394
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アセチルプロマジン(プレジシル)は,フランス,クランビラ社によつて創製された新しいフェノチアジン系誘導体で,下記の如くクロールプロマジン(以下Cpと略記)に類似した構造式を有しているが,その作用は,Cpより数倍張力で,且毒性が少ないといわれている.
吾々は,それに「自律神経遮断剤を用いての麻酔法」(臨床外科,第11巻,第2号)及び「乳幼児麻酔の新しい試み」(臨床外科,第13巻,第4号)に於て,Cpを主体とした麻酔法を発表したが,今回,三共株式会社の厚意により,プレジシルの提供を受け,50例に於て強化麻酔として使用する機会を得たので,茲にその大要を報告し,Cpと比較検討したいと思う.
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