Japanese
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特集 腫瘍
脊髄砂時計腫の1例
A Case of Spondyl Tumor of a Sandglass Type
植木 繁男
1
,
滝 昭
1
1慈恵医大整形外科
pp.161-164
発行日 1958年2月20日
Published Date 1958/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202142
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緒言
脊髄砂時計腫は1920年Antoniに依つて記載され,其の特殊な形態に対して与えられた名称である.我が国に於ては我々の調査した処では20数例を数えるに過ぎない.一般に硬膜外に発生するものが多く,殆んどが胸椎部にみられている.我々は最近第X胸椎下縁右側から第XⅠ,XⅡ肋骨間で硬膜内に発生した砂時計腫を経験したので,報告する.
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