Japanese
English
綜説
食道静脈瘤に対する血行遮断術
Interruption of the blood stream for oesophageal varices
友田 正信
1
,
井口 潔
1
,
矢毛石 陽三
1
,
篠原 啓次郞
1
,
寺岡 広昭
1
,
大田 満夫
1
,
池田 脩
1
,
大塚 正年
1
,
松元 輝夫
1
,
政所 修治
1
,
古沢 元之助
1
,
八木 博司
1
,
松隈 守人
1
,
原 泰文
1
,
吉村 茂松
1
,
上垣 宏
1
,
康 済普
1
Masanobu TOMODA
1
1九州大学医学部
1Department of surgery, Kyushu University School of Medicine
pp.773-788
発行日 1957年10月20日
Published Date 1957/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202055
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いとぐち
いわゆる門脈圧亢進症の外科的治療法に関しては,これまで幾多の方法が考案されたが,最近では血管外科の発達とともに,Blakemore, Whi—pple,Lintonなどによつて門脈系大静脈系血管吻合術が臨床的に広く応用されるようになり,新しい躍進を遂げた.
本邦に於ては,木本教授によるEck手術と門脈動脈化手術の併施,大網の肝内挿入法,或は動脈の肝内植込法の併施などの研究が進められて居り,また今永教授も大網腎被包術をはじめとして興味ある方法を考案している.
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