特集 図説 形態用語の使い方・使われ方
第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語
a.検査・治療手技用語
食道静脈瘤結紮術
幕内 博康
1
1東海大学第2外科
pp.297
発行日 1996年2月26日
Published Date 1996/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103975
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コロラド大学のGV Stiegmannが開発した“機械的”に静脈瘤を結紮して壊死,脱落させる方法である.わが国へは鈴木,山本が導入した(消化器内視鏡2:269,1990).
用語についてはStiegmann自身でも最初はendoscopic esophageal varix ligation(Am Surg 54:105,1988)と述べ,続いて,endoscopic ligation of esophageal varices(Am J Surg 159:21,1990)とし,最近ではendoscopic variceal ligation;EVL(Endoscopy 36:188,1990)が一般的に広く用いられている.
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