Japanese
English
症例
猫引掻病の1例
A case of cat scratch disease
長谷川 圭吾
1
Keigo HASEGAWA
1
1昭和医科大学外科
1The surgical department of the Showa Medical college
pp.61-63
発行日 1956年1月20日
Published Date 1956/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201759
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
本病は猫に引掻れた後に起る無菌性淋巴節炎"La maladie griffes de chat"として仏国のDéfreが1950年に初めて発表したと云われ1),以来今日迄ヨーロッパ・米国等各地より多数の報告発表2-5)がある.
我国に於てもそれらの紹介6-8)が2,3の雑誌に行われ,特に本邦第1例が昭和28年9月浜口・長野両氏によつで報告1)された.病原体は未だ確定されてはいないが,第四性病,オウム病等の病原体と同一群に入るべきビールスと云う事に一致している.
Copyright © 1956, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.