Japanese
English
症例
術後空腸潰瘍穿孔の1手術治驗例
An Operated Case of Perforated Postoperative Jejunal Peptic Ulcer after Billroth II
宮川 忠弘
1
,
佐藤 権內
1
Tadahiro MIYAKAWA
1
,
Gonnai SATO
1
1青森市東青病院外科
1Tosei Hospital, Aomori
pp.57-59
発行日 1956年1月20日
Published Date 1956/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201758
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
胃,十二指腸潰瘍手術後往々空腸潰瘍を発生することのあることは周知の事であつて,外科臨床上興味ある対照として之に関する研究業績は尠くない.瀰政氏は本邦文献例(大正13年〜昭和24年)に氏の症例を加えた46例に就き統計的観察を試みている.私達は3年4ヵ月前,十二指腸潰瘍にて胃切除並結腸前胃空腸吻合術兼ブラウン氏吻合術を施行した患者に於て突如空腸潰瘍穿孔を来した1例を経験したので茲に報告する.
Copyright © 1956, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.