Japanese
English
綜説
Clearance Testの1私案
Our Schedule of Clearance Test
加藤 敏昌
1
,
服部 保
1
Toshimasa KATO
1
,
Tamotu HATTORI
1
1名古屋大学戸田外科教室
pp.87-90
発行日 1954年2月20日
Published Date 1954/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201377
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
近年アメリカに於ける腎機能の研究の発展に依り腎のどの部分がどの程度に侵かされているか.即ち腎血漿流量(R.P.F.)糸球体濾過値(G.F.R.)尿細管排泄極量(TmPAH)尿細管再吸牧極量(T—mG)糸球体濾過率(F.F.)の計測が可能になり腎機能槍査法は全く面目を一新した.
之に依り從来不可能であつた糸球体及び尿細管機能の個々別々の分析が容易となり,各種外科的疾患の病因究明或は予後判定,治療上大きな利点が齎らされた.
Copyright © 1954, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.