特集 伝票制度の研究
日報の一私案
原田 重朗
1
,
中島 弘
1
,
松本 克己
1
1大蔵省印刷局酒匂病院
pp.41-45
発行日 1953年10月1日
Published Date 1953/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200707
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院長が病院の日々の動態を如何にして把握するかは,病院管理上絶対不可欠の問題であつて,病院としてそれぞれ苦心をしておられる事と思います。『院長室の整備』と題して守屋氏は院長の業務を詳細に述べてをられる(病院:第1巻第2号)が,その中で守屋氏は病院の日々の動態を示すに足る数字を,要領よく集計して院長に報告する必要性を張調しておられます。
私達の病院でもこの報告を如何なる方法で作るかを研究し,3年前から以下に述べる様な病院日報を作り,一応其の目的を達してをります。勿論最初から今日の様な日報を作つたのではなく,初めは極く簡単なものから始めて次々と工夫改良して今日に到つたのであり,今日の日報も決して満足なものではなく,今後も順次改良して,簡にして要を得た日報を作りたいと念じていることは申す迄もありません。
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