Japanese
English
綜説
狹頭症(Craniostenosis)とその外科的治療
Craniostenosis, its surgical treatment
工藤 達之
1
,
三河內 薰丸
1
,
泉 周雄
1
,
光井 淸
1
Tatuyuki KUDO
1
,
Shigemaru MIKOUCHI
1
,
Tikao IZUMI
1
,
Kiyoshi MITUI
1
1慶應義塾大学医部外科学教室
pp.11-16
発行日 1954年1月20日
Published Date 1954/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201358
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我々は昭和26年10月,第6回日本脳神経外科研究会に於て"狹頭症の1手術例"の題下に後述の第1症例に就て報告を行い,狹頭症及びその外科的治療法を中心として少しく考察を試みたことがある.当時は術後僅か1年を経過したのみで治療効果の測定についてなお愼重を期したいと考えたので,論文としての発表を差控えていた.その後6例の手術例を加え合計7例の経驗を得たので,それ等の臨床所見を取纒めてこゝに報告すると共に,この機会に狹頭症に就ての文献的考察とその手術的治療に就ての批判を記して見ようと思う.
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