綜説
胆道疾患に於ける再手術
三宅 博
1
Hiroshi MIYAKE
1
1九州大学医学部
pp.1-10
発行日 1954年1月20日
Published Date 1954/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201357
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I.緒言
現今胆道外科の研究の焦点となつている処は大凡
1.術後愁訴の本態の究明と対策
2.胆石再発の檢討と其の予防
3.術後膵臟炎の問題
4.胆管狹窄の治療
5.などの領域であろう。
此等の問題は從来必ずしも等閑に附された訳ではなかつた.既に先蹤は或はX線学的に,或は病的機能学的に或は病理解剖学的にあらゆる可能な方法を盡して研究し対策を講じていたのであつた。
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