Japanese
English
症例
泉熱（所謂異型猩紅熱）患者の開腹所見
Laparotomic Observation of Izumi's Disease
山田 勳男
1
Isao YAMADA
1
1倉敷市小堀外科病院
1Kobori Surgical Hospital, Kurashiki City
pp.365-366
発行日 1953年7月20日
Published Date 1953/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201267
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
私共臨床家の門を叩くAcute abdomenなる患者程外科医の興味あるものはない．特に実地医家として手術の適應を定め，「メス」を取るべきや否やの判定は常に必ずしも容易な事ではない．
私は最近急性虫垂炎を思わしめる右下腹部痛を訴えた患者2例の手術を行い．所謂泉熱と診断した症例に遭遇し，いささか知見を得たので檢査成績不充分なるをかえり見ずここに御報告致す次第である．
Copyright © 1953, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.
