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泉熱(所謂異型猩紅熱)の疫學
兒玉 威
1
1神奈川縣衞生研究所
pp.185-187
発行日 1950年11月15日
Published Date 1950/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200740
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1927年5月金澤市に臨床上猩紅熱と類似する一發疹性熱性疾患の勃發があり,泉仙助教授がこれを詳細に記載して以來,現在までに同種疾患の集團發生報告例は40數件に達している。昭和14年春,京都某中學生間にたける同病の發生に際し,伊澤博士が異型猩紅熱なる病名を提唱して以來,この病名が好んで用いられてきたが,最近本症研究委員會(委員長内田三千太郞博士)に於て本症を泉熱と假稱することに内定した。次に本症について疫學を中心とした概説を試みたい。
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