Japanese
English
綜説
椎間軟骨ヘルニアに対する骨成形的椎弓切除術の検討
Consideration of the osteoplastic laminectomy for the lumbar intervertebral disc protrusion
綾仁 富彌
1
Tomiya AYANI
1
1京都大學醫學部整形外科
1Plastic Surgery, Kyoto University Medical College
pp.323-326
発行日 1952年7月20日
Published Date 1952/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201049
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椎間軟骨ヘルニアに対して單に椎弓切除を行つて軟骨結節を剔出しただけでは,たとえ腰痛や坐骨神経痛は消失しても,屡々術後長期間に亘つて腰部に倦怠感や脱力感を訴え,その結果作業能力に重大な影響を及ぼす事は諸学者の注目する処である.而してかゝる腰部後貽症の発生は椎弓切除に伴う脊椎支持力の低下に基ずくものと考えられ,從つて多くの学者は本症に対して椎弓切除術を行うに当り,これを防ぐために種々の工夫を試みている.
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