Japanese
English
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アルコール靜脈注射による新しき疼痛除去法について
A New Method of Treatment of Pain by Intravenous Alcohol Injection
加藤 貞三郞
1
Teizaburō Katō
1
1遠州病院外科
pp.102-103
発行日 1949年3月20日
Published Date 1949/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200427
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- Abstract 文献概要
アルコールを治療の目的で靜注せる報告は肺膿瘍,肺壞疸,傳染病等を對象として應用され,それは網状織内被細胞系への作用機轉を考慮している樣である。私は之とは全く異つた觀念から,植物神經系が主として關與せりと思考さるゝ疼痛群に對してアルコールの衝撃量を血管の中に注入する事が,從來の方法と比較して優秀なる效果が有することが分つたので,私はこゝにその大要を報告し諸彦の御追試を御願ひする次第です。
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