--------------------
炎症の藥物療法施行前後に於ける尿反應に就て
堀內 滿
1
1慶應義塾大學醫學部外科學教室
pp.280-283
発行日 1948年7月20日
Published Date 1948/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200345
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
緒言
1935年Domagkが「プロントジール」の實驗的研究の報告をなして以來,炎症に對する化學療法は長足の進歩を遂げて來た。
余は化學療法劑の數種に就き,その投與前後の尿反應を檢査したが,其の結果は藥劑により多少異なる反應を呈すること,炎症の治療經過中に尿反應も亦多少變化を來すものであること等に就いて聊か注目すべき知見を得たので,その概略を述べやうと思ふ。
Copyright © 1948, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.