増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅰ 周術期管理・総論
ERAS時代の疼痛管理
佐藤 哲文
1
Tetsufumi SATO
1
1国立がん研究センター中央病院麻酔・集中治療科
pp.21-23
発行日 2014年10月22日
Published Date 2014/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200035
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最近の知見と重要ポイント
□術後鎮痛はERASプロトコールの重要な要素の一つである.
□運動神経遮断作用の少ない局所麻酔薬を用いた中位胸部硬膜外鎮痛法が推奨される.
□オピオイド使用を避け,非オピオイド鎮痛薬・非ステロイド性抗炎症薬を使用する.
□硬膜外鎮痛法が適応できない症例には,末梢神経ブロックや創部浸潤麻酔を考慮する.
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