ERAS
ERASにおける代謝,栄養管理の考え方
峯 真司
1
,
比企 直樹
1癌研究会有明病院 消化器センター外科
キーワード:
絶食
,
代謝
,
輸液療法
,
臨床プロトコール
,
周術期管理
,
術後悪心・嘔吐
,
胃ゾンデ
,
栄養管理
Keyword:
Clinical Protocols
,
Fasting
,
Metabolism
,
Postoperative Nausea and Vomiting
,
Perioperative Care
,
Nutrition Therapy
pp.131-134
発行日 2015年2月1日
Published Date 2015/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015112262
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ERASやfast-track surgeryにおいて,栄養管理は中心的なプロトコルである.推奨されているプロトコルは,機械的腸管前処置を行わない,絶食期間の短縮および術前炭水化物補水,経鼻胃管による減圧は不要,術中輸液,早期の食事再開,術後嘔気・嘔吐の予防など多岐にわたる.盲目的に導入するのではなく,術式や患者の状態に合わせて適切に導入する必要がある.
©Nankodo Co., Ltd., 2015