増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅰ 周術期管理・総論
ERASとは何か
福島 亮治
1
,
矢口 義久
1
,
堀川 昌宏
1
,
小川 越史
1
,
熊田 宜真
1
,
飯沼 久恵
1
,
稲葉 毅
1
Ryoji FUKUSHIMA
1
1帝京大学医学部外科
pp.10-14
発行日 2014年10月22日
Published Date 2014/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200001
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最近の知見と重要ポイント
□ERASはエビデンスに基づいた様々な周術期管理法(elements)を集学的に実行するプログラムで,従来の外科医の常識を大きく見直す内容が数多く含まれている.
□多方面の疼痛軽減策で早期離床をはかることと,経口摂取を制限しない(禁食にしない)ことが最も基本的なコンセプトである.
□回復力強化,術後合併症減少,入院期間短縮,安全性向上,経費節減などをめざしている.
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