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特集 直腸癌局所再発に対する治療戦略―新たな展開
総論
直腸癌局所再発の治療に必要な局所解剖
Pelvic anatomy for local recurrence rectal cancer
山口 智弘
1
,
絹笠 祐介
1
,
塩見 明生
1
,
富岡 寛行
1
,
賀川 弘康
1
,
山川 雄士
1
,
佐藤 純人
1
Tomohiro YAMAGUCHI
1
1静岡県立静岡がんセンター大腸外科
pp.1170-1174
発行日 2014年10月20日
Published Date 2014/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105208
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【ポイント】
◆局所再発の手術は,癒着や瘢痕のため剝離・授動が難しい.腫瘍との境界も不明瞭である.
◆初回手術時のラインより外側を剝離し,隣接臓器も場合によっては合併切除することでsurgical marginを確実に確保する.
◆骨盤内の解剖について深い知識をもつことで,出血や,癌の根治性を落とす手術を避けることができる.
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