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特集 術後合併症への対処法 Surgical vs Non-Surgical―いつどのように判断するか?
消化管領域
下部消化管狭窄への対処法
Anastomotic stenosis after surgical treatment of intestine
五井 孝憲
1
,
山口 明夫
1
Takanori GOI
1
1福井大学消化器外科
pp.796-800
発行日 2014年7月20日
Published Date 2014/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105108
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【ポイント】
◆下部消化管の術後吻合部狭窄症に対する治療の第一選択は用指的ないしは内視鏡的拡張術が推奨される.
◆内視鏡または造影検査において完全狭窄を示し,内腔の確認が不能な場合には狭窄部切除と再吻合術などの外科的処置が奨められる.
◆保存的処置にて一時的に軽快するが,短期間に再燃を繰り返しQOLに障害を与える場合にも外科的処置が奨められる.
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