消化器診断入門Ⅱ
下部消化管
岡部 治弥
1
,
小林 世美
2
,
小林 茂雄
3
,
田島 強
4
,
多田 正大
5
,
丸山 雅一
6
,
渡辺 英伸
7
1北里大学内科
2愛知県がんセンター第1内科
3順天堂大学消化器内科
4都立駒込病院内視鏡科
5京都第一赤十字病院第2内科
6癌研究会附属病院内科
7新潟大学第1病理
pp.565-572
発行日 1985年5月25日
Published Date 1985/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109856
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撮影法
質問 ルーチンの注腸検査の撮影方法,注腸の際ルーチンに圧迫する場所など具体的に教えてください.
丸山 原則として私は分節的に取り分けていくという方針です.大きなフィルムで全体を撮る方法はしません.同じ部位,例えば,直腸,S状結腸,あるいは,下行結腸の半分ぐらいというように,各部位を2つないし3つぐらい合わせて,その1つの部位を違った体位で最小限2枚ないし3枚撮るというのを原則にしています.
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