Japanese
English
特集 術後合併症への対処法 Surgical vs Non-Surgical―いつどのように判断するか?
消化管領域
上部消化管狭窄への対処法
Postoperative stricture of upper gastrointestinal tract
榎本 直記
1
,
小西 大
2
,
木下 敬弘
1
,
芝﨑 秀儒
1
,
西田 俊朗
1
Naoki ENOMOTO
1
1国立がん研究センター東病院胃外科
2国立がん研究センター東病院肝胆膵外科
pp.790-794
発行日 2014年7月20日
Published Date 2014/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105107
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【ポイント】
◆上部消化管術後狭窄の多くは吻合部狭窄であるが,吻合部以外の狭窄も存在する.
◆内視鏡的治療の進歩に伴い,吻合部狭窄のほとんどの症例で再手術を回避できるようになったが,治療に難渋する場合にはバイパス術などを行う.
◆吻合部以外の狭窄が疑われた場合には,速やかに狭窄部位や原因を精査したうえで,早い段階からの手術を考慮する必要がある.
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