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特集 消化器外科での救急医療―救急外来から手術室そして病棟まで
消化器外科救急医療の現状と展望
Present and future of emergency medicine in the field of gastroenterological surgery
平田 公一
1
,
木村 康利
1
,
水口 徹
1
,
今村 将史
1
,
沖田 憲司
1
,
原田 敬介
1
Koichi HIRATA
1
1札幌医科大学医学部消化器・総合,乳腺・内分泌外科学講座
pp.522-530
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105040
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【ポイント】
◆消化器外科救急医療の真の担い手の医師数の減少傾向になお歯止めがみられない.地域間格差をどう克服していくかが急務課題で,既存体制の改変も考慮しなくてはならない.
◆消化器外科救急医療を担うセンター病院を中心としたセンター内・外のチーム医療体制の未確立地域が存在する.救急患者搬送のために情報開示体制の確立と受け入れ体制の整備が必要であろう.
◆救急医療の疾病構造の変化に対応した医師の養成が必要である.治療・診断に適時対応しうる医師に対する評価体制の見直しを再考慮すべき時代を迎えている.
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