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特集 消化器外科での救急医療―救急外来から手術室そして病棟まで
食道の外科救急―異物・医原性ならびに特発性食道損傷
foreign body in esophagus・iatrogenic and idiopathic esophageal perforation
宮崎 達也
1
,
宗田 真
1
,
酒井 真
1
,
石畝 享
2
,
石橋 敬一郎
2
,
石田 秀行
2
,
桑野 博行
1
Tatsuya MIYAZAKI
1
1群馬大学大学院病態総合外科
2埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科
pp.532-537
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105041
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【ポイント】
◆食道内異物は,大人では食物,PTP製剤,義歯,魚骨が多く,上部消化管内視鏡で摘出可能なことが多いが,内視鏡的に摘出が困難な症例や穿孔を起こした症例では手術の適応となる.
◆医原性食道損傷は内視鏡検査やブジーの際に起こることがあり,ただちに治療すれば保存的に加療できる例が多い.
◆特発性食道破裂は損傷と汚染の状態により手術適応を決定する.
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