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特集 究極の肛門温存術式ISR―長期成績からわかる有用性と問題点
長期成績を左右する手術手技のポイント―ロボット手術によるISR―腹腔鏡手術との類似点,相違点
Robotic surgery of intersphincteric resection (ISR) for rectal cancer with special reference to laparoscopic surgery
渡邉 聡明
1
Toshiaki WATANABE
1
1東京大学腫瘍外科
pp.318-325
発行日 2014年3月20日
Published Date 2014/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104983
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【ポイント】
◆ロボット手術によるISRの報告はまだ少なく,長期成績に関しては明らかになっていない.
◆ロボット手術と腹腔鏡手術によるISRを比較した検討では,ロボット手術のほうが開腹移行率が低率であった.
◆実際の手術では,会陰操作を先行させる方法や,腹腔側からロボット操作により肛門管内の剝離,切離操作を完全に行ってしまう方法など,異なった方法がある.
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