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特集 究極の肛門温存術式ISR―長期成績からわかる有用性と問題点
術前化学放射線療法施行例に対するISRの問題点と工夫
How to tackle problems posed by ISR following chemoradiotherapy
木村 文彦
1
,
柳 秀憲
1
,
後野 礼
1
,
竹中 雄也
1
,
堀尾 勇規
1
,
北濱 誠一
1
,
小野 朋二郎
1
,
友松 宗史
1
,
別府 直仁
2
,
飯田 洋也
1
,
生田 真一
1
,
岸本 昌浩
1
,
相原 司
1
,
土井 啓至
3
,
上紺屋 憲彦
3
,
山中 若樹
1
Fumihiko KIMURA
1
1明和病院外科
2兵庫医科大学第二外科
3兵庫医科大学放射線医学教室
pp.299-306
発行日 2014年3月20日
Published Date 2014/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104980
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【ポイント】
◆深達度に応じた術前化学放射線療法を併用したISR手術により,進行直腸癌に対して良好な局所制御が得られている.
◆術前化学放射線療法により骨盤内膿瘍や肛門管近傍の合併症が増加するが,さまざまな工夫により対応可能である.
◆自然排便後に肛門機能が回復するまで時間を要するので,投薬による積極的な排便コントロールも肝要である.
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