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特集 究極の肛門温存術式ISR―長期成績からわかる有用性と問題点
ISRの長期成績―腫瘍学的側面から
Long-term oncologic results of intersphincteric resection for low rectal cancer
山田 一隆
1
,
緒方 俊二
1
,
佐伯 泰愼
1
,
福永 光子
1
,
田中 正文
1
,
辻 順行
1
,
高野 正博
1
Kazutaka YAMADA
1
1大腸肛門病センター高野病院消化器外科
pp.276-282
発行日 2014年3月20日
Published Date 2014/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104977
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【ポイント】
◆ISRの適応基準は,①RMの確保,②DMの確保,③特殊癌症例の除外,④直腸肛門機能低下例の除外,が原則である.
◆ISR治癒切除139例の長期治療成績は,Stage別生存率も良好で,5年累積局所再発率も4.4%と低率であった.
◆ISRの腫瘍学的側面に関する文献的評価も良好であり,下部直腸癌の標準治療となりうると思われる.
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