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特集 直腸癌局所再発に対する治療戦略―新たな展開
各論
直腸癌局所再発に対する外科治療(手術単独治療)
Significance of surgical treatment for local recurrence of rectal cancer
山田 一隆
1
,
緒方 俊二
1
,
佐伯 泰愼
1
,
福永 光子
1
,
田中 正文
1
,
高野 正太
1
,
辻 順行
1
,
高野 正博
1
Kazutaka YAMADA
1
1大腸肛門病センター高野病院消化器外科
pp.1190-1195
発行日 2014年10月20日
Published Date 2014/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105212
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【ポイント】
◆直腸癌局所再発には適切な術後サーベイランスよる早期診断が重要であり,骨盤CT下の経皮的骨盤内針生検も有効である.
◆局所再発に対する根治切除では予後良好(5年生存率47.3%)であり,術前因子では骨盤内浸潤形式(限局型・仙骨浸潤型・側方浸潤型)のみが有意の予後因子であった.
◆局所再発に対する治療方針として,切除可能であれば根治切除の方針とし,特に限局型と仙骨浸潤型の症例が推奨される.
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