特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
5.大腸癌の外科治療
■外科治療総論
術後の直腸肛門機能検査
山田 一隆
1
,
緒方 俊二
1
,
佐伯 泰愼
1
,
福永 光子
1
,
高野 正太
1
,
田中 正文
1
,
霜村 歩
2
,
高野 正博
1
Kazutaka YAMADA
1
1大腸肛門病センター高野病院消化器外科
2大腸肛門病センター高野病院検査科
pp.197-204
発行日 2010年10月22日
Published Date 2010/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103270
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■術後排便機能障害の病態として,便貯留嚢,括約筋機能,直腸肛門反射,便排泄機能の低下が挙げられる.
■臨床症状による評価は,排便回数とともに便失禁をKirwan's grade評価やWexner's scoring評価で行う.
■直腸肛門機能検査として,直腸肛門内圧検査,直腸感覚検査,肛門管感覚検査,排便造影を経時的に行う.
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