Japanese
English
特集 見直される膵癌診療の新展開
治療における新展開―膵癌手術の最前線
進行膵癌の切除限界―門脈浸潤
Portal vein resection and reconstruction for locally advanced pancreatic cancer:indication in the era of multidisciplinary therapy
吉富 秀幸
1
,
清水 宏明
1
,
大塚 将之
1
,
加藤 厚
1
,
古川 勝規
1
,
高屋敷 吏
1
,
久保木 知
1
,
岡村 大樹
1
,
鈴木 大亮
1
,
酒井 望
1
,
中島 正之
1
,
宮崎 勝
1
Hideyuki YOSHITOMI
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.38-43
発行日 2014年1月20日
Published Date 2014/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104905
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆門脈浸潤を伴う膵癌に対する門脈合併切除は安全に施行可能であり,治療成績の向上に寄与する.
◆治癒切除が見込めるのであれば,門脈完全閉塞例に対しても積極的な外科切除は予後改善に役立つ.
◆広範囲門脈浸潤に対しては左腎静脈グラフトの利用が有用である.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.