Japanese
English
特集 消化器外科での救急医療―救急外来から手術室そして病棟まで
胆囊・胆道の外科救急
Emergency treatment in gastroenterological surgery: the gallbladder and biliary tract
高屋敷 吏
1
,
清水 宏明
1
,
大塚 将之
1
,
加藤 厚
1
,
吉富 秀幸
1
,
古川 勝規
1
,
久保木 知
1
,
岡村 大樹
1
,
鈴木 大亮
1
,
酒井 望
1
,
中島 正之
1
,
宮崎 勝
1
Tsukasa TAKAYASHIKI
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.570-573
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105047
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【ポイント】
◆消化器外科で緊急手術を要する胆道疾患のほとんどは急性胆囊炎であり,その診断,手術適応を適切に判断することが重要である.
◆発症72時間以内の軽症・中等症胆囊炎に対しては早期胆囊摘出術が望ましく,腹腔鏡手術が第一選択として推奨される.
◆急性胆囊炎緊急手術では,待機手術に増して十分にcritical viewを展開し,胆管・肝動脈損傷や出血を確実に回避する.
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