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特集 大腸癌腹膜播種を極める―最近の進歩と今後の展望
大腸癌腹膜播種に対する腹腔内温熱化学療法
Hyperthermic intraperitoneal chemotherapy (HIPEC) for peritoneal dissemination from colorectal cancer
田中 宏典
1
,
岡 正朗
1
Hironori TANAKA
1
1山口大学大学院医学系研究科消化器・腫瘍外科学
pp.1056-1059
発行日 2013年9月20日
Published Date 2013/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104713
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【ポイント】
◆大腸癌腹膜播種に対する腹腔内温熱化学療法(HIPEC)は減量手術との併用で,その予後を改善させる.
◆海外では標準的治療となっており,減量手術で完全切除が行われた例の5年生存率は22~51%と報告されている.
◆わが国でもいくつかの施設で行われており,腹膜播種限局例が適応となり得ることを念頭に置いておきたい.
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