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特集 胃癌腹膜転移治療の最前線
胃癌腹膜転移に対する腹腔内化学療法の理論と実際
Intraperitoneal chemotherapy for gastric cancer patients with peritoneal metastasis: theory and practice
伏田 幸夫
1
,
柄田 智也
1
,
木下 淳
1
,
尾山 勝信
1
,
藤村 隆
1
,
太田 哲生
1
Sachio FUSHIDA
1
1金沢大学消化器・乳腺・移植再生外科
pp.662-667
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104606
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【ポイント】
◆腹腔内化学療法では感受性のある抗癌剤を高濃度で長時間,播種巣に接触させることが理想的であり,局所(腹膜)に炎症の生じにくい反復投与可能な薬剤が望ましい.
◆治療的腹腔内化学療法では他病巣に対する効果が少ないため,全身化学療法との併用が望ましい.
◆腹膜播種の評価は困難であるため,手術可能症例の選別には審査腹腔鏡は必須と考える.
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