Japanese
English
特集 胃癌腹膜転移治療の最前線
胃癌腹膜転移に対する術前全身化学療法+手術
Induction chemotherapy followed by surgery for gastric cancer patients with peritoneal metastasis
岡部 寛
1
,
小濱 和貴
1
,
角田 茂
1
,
久森 重夫
1
,
田中 英治
1
,
金城 洋介
1
,
坂井 義治
1
Hiroshi OKABE
1
1京都大学大学院医学研究科消化管外科
pp.654-661
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104605
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【ポイント】
◆「P0CY1症例」および「P1~P2で腹膜転移のサイズが小さい症例」はCS療法で高率に腹膜転移および腹腔内細胞診の陰性化が期待できる.
◆全身化学療法により腹膜転移および腹腔内細胞診が陰性化したのちにR0切除が達成できた症例は長期生存が期待できる.
◆胃癌腹膜転移に対するさらに高い奏効率が期待できる全身化学療法として,現在DCS療法による臨床試験が進行中である.
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