Japanese
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特集 胃癌腹膜転移治療の最前線
胃癌腹膜転移に対する腹腔内化学療法奏効後の手術
Surgery for gastric cancer with peritoneal metastasis after response to intraperitoneal chemotherapy
石神 浩徳
1
,
北山 丈二
2
,
山口 博紀
2
,
江本 成伸
2
,
渡邉 聡明
2
Hironori ISHIGAMI
1
1東京大学外来化学療法部
2東京大学腫瘍外科
pp.675-679
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104608
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【ポイント】
◆パクリタキセル腹腔内投与を併用した化学療法により,胃癌腹膜転移の強力な制御が可能である.
◆化学療法により腹水細胞診が陰性化し,腹膜播種が消失または著明に縮小した場合に手術適応と判断した.
◆腹膜転移100例中60例に手術を施行し,生存期間中央値は34.5か月であり,重篤な術後合併症を認めなかった.
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