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特集 胃癌腹膜転移治療の最前線
胃癌腹腔内微小転移のメカニズムとその検出
Mechanism and sensitive detection of peritoneal micrometastases in gastric cancers
中西 速夫
1
,
舎人 誠
1
,
村上 弘城
3
,
伊藤 友一
2
,
三澤 一成
2
,
伊藤 誠二
2
Hayao NAKANISHI
1
1愛知県がんセンター研究所腫瘍病理学部
2愛知県がんセンター中央病院消化器外科
3愛知県蒲郡市立病院外科
pp.636-640
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104602
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【ポイント】
◆腹膜転移の初発巣(微小転移)は大網や腸間膜に存在する乳斑に好発する.
◆その後の腹腔内への播種性進展は,癌細胞,中皮細胞,炎症細胞から分泌されるTNF-αなどの炎症性サイトカインにより促進される.
◆腹膜微小転移はCEAなどを指標とする遺伝子診断により高感度に検出できる.
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