Japanese
English
特集 CRT時代の直腸癌手術―最善の戦略は何か
〔適応,治療法と治療成績〕
下部進行直腸癌に対するCRT後の開腹手術
Radical surgery after neoadjuvant chemoradiotherapy for advanced lower rectal cancer
井上 靖浩
1
,
田中 光司
1
,
楠 正人
1
Yasuhiro INOUE
1
1三重大学大学院医学系研究科生命医科学専攻病態修復医学講座消化管・小児外科学
pp.265-269
発行日 2013年3月20日
Published Date 2013/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104489
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆進行直腸癌に対する術前CRTの主目的は腫瘍学的予後の改善である.
◆自然肛門温存を目的とする術前CRTの役割は依然として確立しておらず,術前CRTを行った下部直腸癌術後の排便機能に関しては術式の違いもあって意見が分かれる.
◆術前CRT後の直腸癌手術では特有の有害事象に注意した手術や周術期マネージメントが大切である.
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.