特集 術後の血管系合併症―その診断と対策
扉
pp.133
発行日 2013年2月20日
Published Date 2013/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104450
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外科手術手技は近年,血管外科手技を取り入れた高度な手術手技が確立され進歩してきた.一方で,血管系を操作しての手術手技の施行に伴い,これまでみられることの比較的少なかった様々な血管系合併症の発症をみるようになってきている.
本特集では,これら外科手術後に発症する合併症のうち,血行障害を惹起するような血管系合併症を特に取り上げた.そして,どのような症状に注意して術後患者を診ていけば合併症の発症をいち早く診断できるのか? その診断確定のためにはどのような診断方法を用いればよいのか? また,これら血管系合併症の発症時には,どのタイミングでどの治療方法を選択すべきなのか? について,各エキスパートの先生方に解説していただいた.
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