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特集 進歩する癌転移診断―外科臨床はどう変わるのか
微小転移の診断と臨床的意義
Diagnosis of micrometastasis and its clinical significance
西田 尚弘
1,2
,
三森 功士
1
,
森 正樹
2
Naohiro NISHIDA
1,2
1九州大学病院別府病院外科
2大阪大学大学院医学系研究科消化器外科学
pp.1284-1289
発行日 2011年10月20日
Published Date 2011/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103738
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【ポイント】
◆癌転移の過程で起こる癌細胞の上皮間葉移行(EMT)を検出することで,癌転移や患者予後を予測できる可能性がある.
◆循環血中癌細胞(CTC)の数の評価が転移性癌患者の予後予測や治療効果判定に有用である.
◆癌間質細胞などの宿主側(患者側)因子を調べることで,癌転移のリスクを評価することができる.
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