発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004232241
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微小転移研究は基礎研究の蓄積を経て,いかにその成果を臨床現場へ還元させるかという局面を迎えている.分子生物学的手法や機械工学を駆使して信頼性の高い検査法を確立し,prospective studyによりその臨床的意義を証明することが重要である.具体的な応用法としては,術後補助療法必要群の層別化や術中迅速診断による術式決定などがあげられる.そこで,著者らの教室における大腸癌微小リンパ節転移のProspective studyと食道癌微小リンパ節転移術中迅速遺伝子診断をとりあげ概説した
©Nankodo Co., Ltd., 2004