発行日 2001年7月1日
Published Date 2001/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002016452
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胆嚢癌の通常の組織検索では見逃され,免疫染色によりはじめて発見されるリンパ節微小転移に関する研究の動向を総説した.胆嚢癌では,リンパ節微小転移は悪性度及び全身性播種の指標であり,強い独立予後因子である.リンパ節微小転移の有無は,補助化学療法に適した症例の選択にも有用である.微小転移と接着分子との関連は早急に解明されるべき課題である
©Nankodo Co., Ltd., 2001