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特集 いま必要な外科治療に関する臨床試験の最新知識
[領域別]外科治療の臨床試験の問題点と今後の展望
胆道癌の外科治療に関する臨床試験
Clinical trial for biliary tract cancer
加藤 厚
1
,
木村 文夫
1
,
清水 宏明
1
,
吉留 博之
1
,
大塚 将之
1
,
古川 勝規
1
,
吉富 秀幸
1
,
竹内 男
1
,
高屋敷 吏
1
,
須田 浩介
1
,
久保木 知
1
,
宮崎 勝
1
Atsushi KATO
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.596-602
発行日 2011年5月20日
Published Date 2011/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103544
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【ポイント】
◆胆道癌診療ではエビデンスレベルの高い報告は少なく,臨床経験の蓄積がその根拠となっていることが多い.
◆胆道癌診療を世界的にリードするわが国が外科治療に関する臨床試験を行い,世界に発信する必要がある.
◆臨床試験の実施が倫理的に困難な場合には,臨床経験の蓄積から胆道癌治療の標準化をはかる必要がある.
◆術後補助化学療法においては,質の高い大規模な臨床試験によって有効な治療法を確立することが必要である.
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