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特集 いま必要な外科治療に関する臨床試験の最新知識
[領域別]外科治療の臨床試験の問題点と今後の展望
肝細胞癌の外科治療に関する臨床試験
The current problems and future perspectives of clinical research in liver surgery for hepatocellular carcinoma
長谷川 潔
1
,
菅原 寧彦
1
,
國土 典宏
1
Kiyoshi HASEGAWA
1
1東京大学医学部肝胆膵外科
pp.588-595
発行日 2011年5月20日
Published Date 2011/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103542
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【ポイント】
◆肝細胞癌は何らかの慢性肝障害を合併し,それが長期予後に影響するため,治療効果の客観的評価が難しい.
◆切除後の高再発率が問題であるが,その経路に肝内転移と二次発癌が存在することが課題の克服を困難にしている.
◆客観的に評価する重要性を理解し,他施設や他領域と密な連携を保って,適切にデザインされた試験を完遂することが重要である.
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