Japanese
English
特集 悪性腫瘍の術中病理診断を効果的に活用する―どこを検索すべきか,どう対応すべきか
胆道癌
Frozen section diagnosis of biliary tract malignancy
大塚 将之
1
,
清水 宏明
1
,
中島 正之
1
,
木村 文夫
1
,
吉留 博之
1
,
加藤 厚
1
,
吉富 秀幸
1
,
竹内 男
1
,
古川 勝規
1
,
高屋敷 吏
1
,
須田 浩介
1
,
久保木 知
1
,
宮崎 勝
1
Masayuki OTSUKA
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.436-439
発行日 2011年4月20日
Published Date 2011/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103496
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【ポイント】
◆胆管癌の術中迅速病理診断では,胆管切離断端の評価が最も重要であり,その結果により追加切除が検討される.その際,良悪性の診断とともに,上皮内病変か上皮外病変かも重要なポイントとなる.
◆胆囊癌の術中迅速病理診断では,良悪性の鑑別とともに悪性病変の壁深達度評価が重要であり,それにより術式選択が大きく異なる.
◆十二指腸乳頭部癌では,術中迅速病理診断の意義は少ないが,縮小手術を選択した場合,その断端評価は重要となる.
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