Japanese
English
特集 がん診療ガイドライン―臨床現場における有効活用法
胆道癌診療ガイドラインの有効活用法
The application of the clinical practice guideline for the management of biliary tract and ampullary carcinomas
吉富 秀幸
1,2,3
,
木村 文夫
1,2,3
,
清水 宏明
1,2
,
吉留 博之
1,2
,
大塚 将之
1
,
加藤 厚
1
,
古川 勝規
1
,
竹内 男
1
,
高屋敷 吏
1
,
須田 浩介
1
,
高野 重紹
1
,
宮崎 勝
1,3
Hideyuki YOSHITOMI
1,2,3
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
2胆道癌診療ガイドライン作成委員会
3胆道癌診療ガイドライン出版委員会
キーワード:
診療ガイドライン
,
胆道癌
,
胆管癌
,
胆囊癌
,
十二指腸乳頭部癌
Keyword:
診療ガイドライン
,
胆道癌
,
胆管癌
,
胆囊癌
,
十二指腸乳頭部癌
pp.62-68
発行日 2010年1月20日
Published Date 2010/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102930
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要旨:胆道癌は依然として予後不良の疾患であり,その罹患数も増加傾向にある.しかし,その診療は各施設で独自の経験に基づいて行われていることも多く,その内容にばらつきが多いのが現状である.このような背景から「胆道癌診療ガイドライン」は作成された.本ガイドラインの特徴は,クリニカルクエスチョン形式を取っていることと,できる限り具体的に臨床上問題となる点を挙げて,その推奨を記載している点である.また,診療の中心となる外科治療に関する問題点を多く取り上げており,加えて,欧米ではあまり一般的でない術前の減黄術に関しても詳細な記述を設けてある.本ガイドラインが臨床医に適切な情報を提供し,患者に最適な医療が行われることを期待する.
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