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特集 医療経済からみた大腸癌化学療法
大腸癌外科手術との対比からみた化学療法の問題点
Economic analysis of chemotherapy and surgery of colorectal cancer
三嶋 秀行
1
,
池永 雅一
1
,
安井 昌義
1
,
辻江 正徳
1
,
宮本 敦史
1
,
平尾 素宏
1
,
藤谷 和正
1
,
中森 正三
1
,
辻仲 利政
1
Hideyuki MISHIMA
1
1国立病院機構大阪医療センター外科
pp.60-65
発行日 2011年1月20日
Published Date 2011/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103383
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【ポイント】
◆大腸癌手術の費用は安価であり,化学療法と比較して患者1人を治すのにかかる費用が低く,費用対効果が高い.
◆補助化学療法の費用対効果はほかの医療と遜色ない.進行再発の化学療法における分子標的薬の費用対効果は高くない.
◆費用対効果を考えながら,化学療法に限らず日本は何をどのぐらいまで保険で許容するのかを検討すべきである.
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