Japanese
English
臨床研究
CT lymphography補助下乳癌センチネルリンパ節生検の検討
CT lymphography evaluation of sentinel lymph node biopsy in breast cancer
古川 公之
1
,
小笠原 豊
1
,
徳毛 誠樹
1
,
山川 俊紀
1
,
大橋 龍一郎
1
,
三竿 貴彦
1
,
青江 基
1
Masashi FURUKAWA
1
1香川県立中央病院外科
キーワード:
CT lymphography
,
センチネルリンパ節生検
,
乳癌
Keyword:
CT lymphography
,
センチネルリンパ節生検
,
乳癌
pp.1155-1158
発行日 2010年8月20日
Published Date 2010/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103161
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要旨:【目的】原発性乳癌に対するセンチネルリンパ節生検(SLNB)におけるCT lymphography(CTLG)の意義について検討した.【対象と方法】CTLGの施行された原発性乳癌47例を対象とした.【結果】CTLGでは腋窩へ流入するリンパ流とセンチネルリンパ節(SLN)は,47例全例で描出された.色素法によるSLNBでは3例(9.7%)でリンパ管,リンパ節が染色されていなかったが,CTLGで指摘されたSLNを周囲組織とともに摘出することで,全例においてSLNが同定可能であった.【結論】一般的に併用法と比べ同定率が低いとされている色素法の欠点をCTLGは補完できるものと思われた.
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