病院めぐり
坂井市立三国病院外科
廣瀬 和郎
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1坂井市立三国病院外科
pp.544
発行日 2010年4月20日
Published Date 2010/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103034
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坂井市は福井県の北東部に位置し,平成18年の坂井郡4町(三国,春江,坂井,丸岡)の合併で誕生した人口約9万5千人,県内第2の市です.三国町は坂井市の最北部にある日本海を臨む港町です.江戸後期から明治に北前船による海運で繁栄した歴史ある街並み,険しい海食崖の景勝「東尋坊」から臨む雄大な日本海の水平線に沈む美しい夕陽,冬に水揚げされる美味な大きなズワイガニ「越前蟹」などが有名で,四季を通じて多くの観光客が訪れます.
当院は明治15年に公立坂井病院として開設され,同22年の町村制の施行で町立三国病院(結核病床を含む140床)と改称され,その後,幾多の変遷を経て,坂井市移行の際に新病院(一般病床105床)が建設されました.電子カルテ・オーダリングシステムの導入と放射線・内視鏡器機の一新・デジタル化が行われ,2次救急を含む急性期の地域医療,腎臓透析,市民の疾病予防・健康の維持(各種検診,ドック)を担っています.
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