病院めぐり
富士宮市立病院外科
霜多 広
pp.1459
発行日 2004年11月20日
Published Date 2004/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101087
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富士宮市立病院は昭和20年12月に市立富士宮病院(病床数32床)として開設されましたが,新たなニーズに応えるべく昭和61年4月に富士宮市立病院として再出発しました.環境は良好で,霊峰富士の麓に位置し,病院の北側の窓からは富士山を,また,近隣からは駿河湾を望む景勝地にあります.東名高速道路の富士インターから車で20分,身延線富士宮駅から徒歩1分ですが,新幹線新富士駅からのアクセスに難がある点が問題です.富士宮市だけでなく周辺地域である富士市,芝川町,富士川町などからも多数の患者を受け入れ,当地区の基幹病院としての責務を果たしています.
外科スタッフは木村泰三(院長)を筆頭に,消化器外科および呼吸器乳腺外科を対象として霜多広,鈴木憲次,川辺昭浩,岡本和哉,大端考,ほかにレジデント2名,スーパーローテーター1名の計9名です.医局員やレジデントは主に浜松医科大学第一,第二外科から派遣されています.また,(1)日本消化器外科学会専門医制度修練施設,(2)日本外科学会認定医制度修練施設,(3)日本呼吸器外科学会認定医制度関連施設,(4)日本胸部外科学会認定医関連施設などとして活動し,多くの若い先生方の資格取得の一助になっています.医局員の活発な学会活動は特徴の1つで,平成14年度は21の学会発表,11の発表論文を数えました.「よい論文発表は普段の地道で綿密な臨床経験から」がモットーです.
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