病院めぐり
厚木市立病院外科
渡部 通章
1
1厚木市立病院外科
pp.114
発行日 2025年1月20日
Published Date 2025/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698570800010114
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厚木市立病院の前身は神奈川県立厚木病院で1951年に開設されました.2003年に神奈川県から厚木市に経営移譲され厚木市立病院として生まれ変わり,2017年には新病院がオープンし,2023年で開院20周年を迎えました.厚木市,愛川町,清川村の3市町村を中心に神奈川県央医療圏西部の中核病院として急性期医療を担っています.当院は病床数347(感染症病床6を含む)の急性期病院で,地域医療支援病院,災害医療拠点病院,神奈川県がん診療連携指定病院のほか,第二種感染症指定医療機関であり2020年の新型コロナ感染症の対応で横浜港停泊中の大型クルーズ船より患者を受け入れました.
東京慈恵会医科大学の関連病院で,常勤医師全74名中70名は同大学からの派遣であり,日本外科学会関連施設,日本消化器外科学会,日本消化器内視鏡学会等の認定施設です.当院へのアクセスは小田急線本厚木駅から徒歩15分(バス5分)で市役所・税務署・警察署・裁判所・消防本部などが集まる中心地にあります.厚木は相模川の支流が合流し,古くは川沿いに木材集散地があったことから“あつめぎ”として栄え,これが地名由来の説のひとつです.夏の風物詩としてのあつぎ鮎まつりは,相模川の夜空にあがる花火大会が大人気で,病院からもよく見えます.
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